なかぞう

1995年度 乙女ちっく少女まんがピックアップ

なかぞう 夏休み号 なかよし8月増刊号

メリーゴーランドSpecial−はるか17歳・夏−(八木ちあき) ■連載完結編■

えりかちゃんを連れて公園で寝ていたはるかちゃんは通りがかりの大学二年生上田森司くんに子持と間違えられてしまいました。相変わらず比呂也先生ははるかちゃんのことを子供扱いするのです。そんなとき恋のライバルだった美香子さんから先生に宛てたはがきを偶然読んでしまいました。そこには二人で住んでも大丈夫な部屋が見つかったと書いてあったのです。突然美香子さんが帰国したので、はるかちゃんはてっきり美香子さんと先生が結婚してアメリカへ行ってしまうと思い込んでしまいました。あああ・・・なんてお馬鹿なはるかちゃん・・・。放心状態のところに森司くんが交際を迫ってきて、もう少しでキスされそうになるところを先生が止めてくれたのでした。実は先生ははるかちゃんをアメリカへ一緒に連れて行くつもりだったことがわかったのです。はるかちゃんもとうとう結婚式の当日、ファーストキスが誓いのキスになったのでした。ひゅーひゅーー!十八歳でファーストキスねぇ・・・「新品」・・・(笑) ★★★


夏色の恋 −オリジナルスマイル(たておか夏希) ■よみきり■

期末テストが終わってこれから夏休み、高山ちづるちゃんにとってはちょっぴり退屈・・・そんなときにクラスメイトの正志くんがバスケ部のマネージャーが急にやめてしまったためちづるちゃんにやってもらえないかと言うのです。でも予定が全部つまっていると言ってしまい断わってしまいます。その後、笑顔がかわいいかなちゃんがマネージャーを引き受けたことを知ってちょっぴりがっかりするのでした。ちづるちゃんはかなちゃんがとっても素直でかわいいのでちょっぴり羨ましく思えて苦手だったのです。正志くんの前でも心にもないことを口走ってしまいかわいくない子になってしまい後悔するのです。そんなちづるちゃんにもっと自身を持つようにと正志くんは励ましてくれて、ちづるちゃんのことを二年もまえから好きだったと言ってくれるのでした。素直になれる魔法のこどばをもらったちづるちゃんは正志がずっと好きだったと言うことができたのでした。おおおお!かなちゃんって・・・かなちゃんって・・・主役じゃないけど人間ができてるぅぅぅ!すごぉい!たておか夏希ちゃんのまんがは定番ですねぇ。★★★★★


珈琲浪漫(新井葉月) ■よみきり■

こーひーろまんす元気いっぱいの玉木成子(しげこ)ちゃんが卒業した中学にやってきました。お目当ては中三の時の担任宮下先生なのです。先生は大のコーヒー党なんですが玉木ちゃんはコーヒーが飲めません!そんな成子ちゃんにクラスメイトの毛塚くんが相談に乗ってくれるのでした。毛塚くんの家は喫茶店で、そこでバイトをしている佐和子さんと仲よくなった成子ちゃんはカフェオレから特訓をはじめるのでした。成子ちゃんはすっかり常連さんになってしまい、その喫茶店に通ううちに佐和子さんがハルくんという人と婚約しているのがわかってどんな人か楽しみにしていると、それは成子ちゃんが大好きだった宮下先生だったのです。てっきり毛塚くんが知っていていじわるしたんだと誤解してしまう成子ちゃんですが、よくよく考えると中学が違うし真剣に相談にのってもらっていたことを思い出して謝りにいくのでした。新しい恋の予感がしそうですね。★★★★


恋色花火(倉谷鈴句) ■よみきり■

野原有梨花ちゃんは二年前の夏祭りの夜、不良から助けてくれた各務博高くんに一目ぼれしてしまいました。そんなとき各務くんが咲子さんに振られたと知ってお天気娘の有梨花ちゃんは各務くんに交際を申し込むのでした。なんだかとっても仲よくしている二人を見て、一度ふった咲子さんが各務くんに好きだと告白してしまいました。怒ってはみたものの結局身を引いた有梨花ちゃんは、咲子ちゃんが上級生にからまれているところを助けてあげるのでした。そんな有梨花ちゃんの姿を見て各務くんは二年前に自分が不良達から助けてあげた女の子だと気づくのでした。二年越しの恋がようやく実ったみたいです。たしかにラブ・・・コメディですね。元気と一途な女の子は無敵です。★★★


夏のぼうし(はせがわようこ) ■よみきり■

深井さんと千代田さんは同じ人を好きになる仲のいい友達でした。そんなある日、千代田さんは抜け駆けして橋本くんに告白してしまい上手くいったと言って自慢するのです。みんなで決めていたバーベキューの日取りも千代田さんはデートがあるので都合が悪いと言い出すのです。深井さんは野原で転がりながら橋本くんのぼうしを千代田さんがかぶっていたのがうらやましかったんやもん・・・と泣いていると千代田さんが日射病になるよと言ってぼうしをかぶせてくれたのでした。千代田さんは、ぬけがけしたのは自分に自信がなくててっきり深井さんに勝てないと思っていたからなんだと言って泣き出すのでした。きっと最初から橋本くんは千代田さんのことが好きだったんだな・・・と思った深井さんは、抜け駆けしたことをゆるしてあげるのでした。・・・ほのぼのぉぉ。★★★★★


おててつないで♪(桜井明子) ■よみきり■

エリちゃんには嫌な思い出がありました。五年前の小学三年のとき、広尾くんのことが好きだと書いた日記を本人に見られてしまったためエッチスケベヘンタイ・・・と言いたい放題言ってしまいそのまま広尾くんは転校してしまったのです。その広尾くんが五年ぶりに戻ってくると言うのでエリちゃんの心臓はバクバクいっています。でも五年ぶりの広尾くんは昔の泣き虫ではなく性格もがらりと変わってしまっていました。でもぉそれはエリちゃんを守れるくらい強くなりたいからだと広尾くんのお母さんにばらされて真っ赤になっている広尾ちゃんは変わってなかったんですね。★★★


きみいろ模様(卯月まゆこ) ■よみきり■

季実花ちゃんと長谷川桂太くんは小学三年からの幼なじみ。季実花ちゃんは自分のキモチを伝えたいと思うのですが絶対という保証がありません。いまはこのまま仲よしでいられたら・・・と思う季実花ちゃんでした。試合でちょっぴり有名になった桂太にミーハーな女の子達が差し入れする毎日で、季実花ちゃんはちょっぴりご機嫌ななめ・・・ついつい、わたしじゃなくっても桂太を好きな子はいっぱい・・・と言ってしまいました。恥ずかしくて逃げ回っていた季実花ちゃんに桂太くんは季実花ちゃんが作ってくれた差し入れが食べたいと言うのでした。それもきみ・・・たまごの黄身じゃなくって、季実が好きなんだってぇぇ♪きゃあきゃあ。★★★★


星のふる夜(森下津嵩) ■よみきり■

紗夜子ちゃんは夏樹くんのことが好きだったのですが告白できないうちに夏樹くんは引っ越してしまい、それっきりになっていました。夏合宿に紗夜子ちゃん達は海へ合宿へ行くことになりました。そこで偶然にも夏樹くんと再会することができたのですが、夏樹くんには羽鳥さんという彼女がいたのです。再会して紗夜子ちゃんのキモチを知った夏樹くんは羽鳥さんに今でも紗夜子ちゃんが好きだということを打ち明けると、紗夜子ちゃんを追いかけて!と身を引いてくれるのでした・・・がーん、羽鳥さん、かわいそう!★★


HANDS − ふたつの手 −(輪上薫) ■よみきり■

デビュー後第一作
だれもがあこがれるとっても綺麗な手をもっている桂やえこちゃんは手タレントになろうと夢みる、ちょっと高ピーな女の子。そんなある日、手がかさかさな揚屋しのぶちゃんと知り合います。揚屋さんは家事をしているため手があれているのです。ふたりは偶然飼育係になりましたが、揚屋さんはやえこちゃんのかわりに仕事をしてくれます。やえこちゃんの手はとっても綺麗であこがれているので大切にして欲しいとしのぶちゃんは言ってくれるのでした。そんなことがあってふたりはとっても仲よしになっていきます。調理室で男子があばれて油がかかりそうになるのをしのぶちゃんがかばって、かわりにしのぶちゃんの手に油がかかってしまいます。病院の前でやえこちゃんは自分の手なんかどうだっていいのに・・・と泣き出すのでした。どうやらしのぶちゃんのケガは一カ月くらいで治りそうです。それからはやえこちゃんも家事を手伝うようになったのです。ただ綺麗だけだったときよりも今の手がやえこちゃんのじまんなのです。花冠48で評価していた私の目に狂いは無かったようです。日常のなんでもないお話なのに心にしみ入ってきます。すごい作品ですね。★★★★★★


ねがい(にしおかさとし) ■よみきり■

デビュー後第一作
小橋くんとラブラブな海老原萠(めぐむ)ちゃんには悩みがあるのです。萠ちゃんの手のひらが異常に汗っぽいのです。このためにまだ小橋くんと手をつなぐことができないのです。その小橋くんが他の女の子とお話をしたり手を握っているところを見てしまって萠ちゃんは大パニック!小橋くんはその女の子から手相を習っていて萠ちゃんの手相を見てあげようとしていたのです。手が触れそうになっておもいっきり拒絶してしまった萠ちゃんは誤解されそうになります。このままでは二人の関係はおしまいになってしまいます。勇気を出して自分の手のひらが汗かきで恥ずかしかったと告白すると、冬にはあったかそうだと言ってくれたのでした。そんな大ゲンカをした日、はじめて手をつないで帰ることができました。ひゅーひゅー!★★★


なかぞう クリスマス号 なかよし12月増刊号

イブの花言葉(新井葉月) ■よみきり■

水谷愛子ちゃんは今年の誕生日に彼である奥本真史くんからサボテンをもらいました。・・・でもそのサボテンを枯らしてしまったのです。愛子ちゃんから告白したものの真史くんからは好きだと言われた事がまだないので不安で不安でたまりません。ひょんなことから園芸部の藤岡恵美さんと知り合いになって園芸部に伝わる秘密の花をわけてもらうことになって・・・園芸部に入ることになりました。真史くんにかわいいマネージャーが告白しているのを立ち聞きしてしまってショックを受けた愛子ちゃんは学校に来なくなってしまいました。その間に世話をしてもらえなくなった花が今にも枯れそうです。恵美さんから電話で励まされた愛子ちゃんはお花に謝りながら一生懸命世話をすると綺麗な花を咲かしてくれました。愛子ちゃんはその花を真史くんにクリスマスプレゼントしました。その花はクリスマスローズと言って、花言葉は「わたしの不安を救いたまえ」だったのです。★★★★


チャンスは続くよ(川又もとみ) ■よみきり■

クジ運の悪さに泣かされ続けてきた曽根ちゃん、後期のホームルーム委員のクジにあたってしまい、磯辺くんとクラスの親睦計画をたてなければならなくなってしまいました。そんなおかげで塾での順位がトップから三位に落ちてしまったのです。それでも勉強ばっかりしていた曽根ちゃんには磯辺くんと一緒だったら楽しい思い出がつくれるのかな?と思いはじめるようになりました。小学生の頃、曽根ちゃんはプレゼント交換で「オレの愛だ!うけとれ〜」というふざけた?カードを引いてしまったことがあったのです。それ以来クジ運が悪い思っていたのですが、そのカードを入れたのが実は磯辺くんだったのです。それも磯辺くんが好きだった女の子、つまり曽根ちゃんが引いたんだよと言ってくれるのでした。実は最高の大当たりだったんですね。★★★


ふたりの絹ちゃん(たておか夏希) ■よみきり■

太田絹ちゃんは葛西剛くんからいっつもいじめられています。それは剛くんが絹ちゃんのことを大好きだからだと冷やかされたため、絹ちゃんという名前がおばんくさいと言ってしまいます。自分の名前がおばんくさいと言われてショックを受けてしまった絹ちゃんはサンタクロースさんに名前を変えて欲しいとお願いしながら眠ってしまいました。目が覚めてみると自分のかわりに絹ちゃんという女の子がいたのです。今度は自分で名前を決めていいというので「ありさ」という名前にしました。きっとサンタクロースさんが絹ちゃんの・・・おっと、ありさちゃんのお願いを聞いてくれたんだと喜んでいたのでした。でも絹ちゃんという名前を呼ばれても、それはもう自分の名前ではないのです。本当は「ありさ」というかわいい名前に変わったはずなのに・・・想像していたほど嬉しくはないのです。絹ちゃんのためにおかあさんが作ってくれた「絹ちゃんのうた」を絹ちゃんが歌っているのを聞いて「ありさ」ちゃんは、絹ちゃんという名前がお父さんとお母さんがくれただいじなだいじなプレゼントだと気がつくのでした。目が覚めると・・・そこには小さな女の子の絹ちゃんはいませんでした。学校 に行ってみると剛くんがからかったことを謝ってくれて・・・絹ちゃんのことが名前なんかに関係なく好きだと言ってくれるのでした。あの女の子はいったい・・・。心暖まる夏希ちゃんのハートフル・クリスマス・ロマンチック物語り。えーい!星6つだぁぁぁ!★★★★★★


ハッピーベルをならしたい(永澄田えま) ■よみきり■

蕗ちゃんには達也くんという彼氏がいます。蕗ちゃんはクリスマスプレゼントとして指輪が欲しいのにな・・・おおおお!なんにも言ってないのに蕗ちゃんに指輪をプレゼント♪★


大好きをあげる(あしざわ深花) ■よみきり■

まじめな妹尾つぐみちゃんにとって各務(かがみ)くんはどうにも気にくわない存在でした。ケーキ屋でバイトしているところを各務くんに見られてしまいます。でも各務くんはポニーテールをかわいいと言ってくれるのでした。・・・なんとなく調子が狂ってしまいます。各務くんと話をするうちに女の子とデートをしているのではなくバイトをしていたということ、一人住まいだということがわかります。優しくしてもらって各務くんの存在がどんどんつぐみちゃんの心の中に入ってきます。つぐみちゃんはいっつもクラスのまんなかで明るく振舞っていた各務くんがひだまりのようだと思っていて、ひかれいたのでした。かたく三つ編みにしていた髪の毛を心を開くかのように解きほぐして、ほめてもらったポニーテールにすると各務くんに好きっ!と告白するのでした。★★


もみの木のおくりもの(桜井明子) ■よみきり■

ひっこみじあんの三矢ななちゃんは好きな人がそばにいると緊張してしまう女の子です。クリスマスツリーに大好きな戸田くんに想いがつたわりますようにとこっそりお願いするくらいだったのです。朝起きると金髪の外人の男の子が部屋の中にいました。この男の子・・・京都に住んでいる親戚だったのです。ジェニーくんはななちゃんが戸田くんのことを好きだということを寝言から知ってしまい、応援する!と言い出します。ななちゃんが戸田くんを想って編んだセーターがやっとできあがりました。ジェニーくんはそのセーターを洗濯してしまってだめにしてしまいます。そんなことがあっても怒らないななちゃんのためにジェニーくんはななちゃんの願いをかなえてあげると言ってそらに飛んで行き街中をお花でいっぱいにするのでした。学校にいってごらん。ジェニーくんの声を追って行くと戸田くんがそこにいたのです。ななちゃんは勇気を出して戸田くんのことがずっと好きだったと言うのでした・・・あたしにも花を咲かしてください・・・と願いながら。ななちゃんが大切にしていたもみの木を見てみると、ジェニーくんにあげたはずの手袋をしていたのでした。★★★


いじっぱりなマフラー(大石あきら) ■よみきり■

デビュー後第一作
神田みゆきちゃんは相模透くんが好きな女の子、でもホワイトクリスマスにはマフラーにまつわる嫌な思い出があったのです。相模くんはみゆきちゃんに優しくしてくれるのに、いっつも心とは反対に憎まれ口をたたいてしまうのです。このまま誤解されてはいやだと思い、相模くんの事が好きだからきらわれたくなかったと告白するのでした。みゆきちゃんは相模くんが女の子には誰にでも優しいと思っていたのですが、どうやらそれは間違いだったようです。相模くんが一番優しくしていたのはみゆきちゃんだったのです。相模くんはいままでの事は今みゆきちゃんがしているマフラーをくれたら許してあげると言うのでした。ホワイトクリスマスには手編みのマフラー!か、かってにやってろぉぉぉ!羨ましいぞぉぉ!(笑) ★★


きみへのシュプール(有沢遼) ■よみきり■

波穂ちゃんの家にお父さんのいとこの息子で渡辺樹くんが沖縄からスキーをするためにやってきたのは小学生最後の冬休みのことでした。そんなことがあって波穂ちゃんはスキー部のマネージャーをやっているんです。でもスキーが好きからではなくて大好きな樹くんにがんばってもらいたいと思ってマネージャーを続けていたのでした。波穂ちゃんが今度の試合で負けたら一週間夕御飯抜きよ!という脅し・・・じゃない・・・応援をしたのですが樹くんは惜しくも入選できませんでした。ちょっぴりがっかりする波穂ちゃんに高校へ行ってもオレの事を面倒みてくれるか?・・・なんて言っちゃって、こいつらぁ♪★★


礼儀知らずの王子さま(田中美穂子) ■よみきり■

いけすかないモテモテ男の小室くんのことを高橋美紀ちゃんは大嫌いなんです。そんな小室くんは美紀ちゃんにいきなり交際を申し込んできました。本当は静かにしていたいのにまわりがさわいでいるので彼女のフリ・・・をして欲しいというのです。最初はいけすかない奴だと思っていた美紀ちゃんも小室くんの笑顔を見るうちにドキドキするようになってきました。でも小室くんのファンからいろんな嫌がらせをされていることを知った小室くんが、もうフリはやめにしようと言うのでした。もとの常態に戻った美紀ちゃんですが・・・キモチが本物になってしまった美紀ちゃんは小室くんのところにとんでいきます。きっと小室くんは返事をくれるでしょう、ですって!★★


恋は迷わず(輪上薫) ■よみきり■

小町ちゃんと梅田くんは方向オンチのカップルです。今日も遊園地の迷路で迷ってしまっています。ずっと好きだった梅田くんに告白されて嬉しかったのに・・・梅田くんはちょっぴりたよりないみたいです。でもわたしに渡そうと一日中ポケットであったかくなったどんぐりをくれたりして、ほんわりと嬉しくなったりする小町ちゃんでした。ある日おつかいで三島のおばさんのところまで荷物を持って行くように頼まれたのですが、方向オンチの小町ちゃんは違うバスに乗ってしまい迷子になってしまいます。あたりはもう真っ暗です。いままで迷子になってもいつも隣に梅田くんがいてくれたからこそ不安にはならなかったのです。泣き出している小町ちゃんのことを探し出してくれた梅田くんを見て小町ちゃんはようやくわかったような気がしました。小町ちゃんの心は迷子になっていたけど、やっと本当のキモチに気がついて梅田くんに好きだよって言えたのでした。★★★★


きみにエールを送ろう(安藤なつ) ■よみきり■

デビュー後第一作
杉浦晴子ちゃんは陸上部期待のホープです。そんな晴子ちゃんがいきなり退部届けを出しました。いつも期待されてそれに応じるために無理をしていたからなのです。今度は高校生活をエンジョイしようと応援部のマネージャーになることにしたのです。でも部長の蘇我くんは陸上部のホープの晴子ちゃんがマネージャーになるのを反対してちょっぴり仕事を多く言いつけます。蘇我くんは走るのが苦手で、以前応援にいったとき晴子ちゃんの走りを見てすごく感動して応援せずにはいられなかったと言ってくれるのでした。勝ち負けではなくて好きだから走るんだということを気づかせてもらった晴子ちゃんは陸上部に戻るのでした。晴子ちゃんには蘇我くんという最高の応援団がついているんだもんね!きゃあきゃあ♪かわいいぞぉぉ晴子ちゃん!★★★★


中野くんの恋(石塚沙織) ■よみきり■

デビュー後第一作
好きだった祥子ちゃんとちょっとしたいさかいからそれっきりになってしまい、その後祥子ちゃんに彼氏ができてしまって、失恋してしまった中野くん。そんなとき学校一の秀才水瀬桐子ちゃんと知り合うのでした。ふたりとも同じように、つまらない意地をはったり、自分の気持ちを相手に伝えられなくて失恋したり、臆病になっていたのです。次第に桐子ちゃんのことを好きになってきた中野くんは桐子ちゃんが自分のことをどう思っているのか気になるようになりました。このままでは以前とおんなじです。中野くんは勇気を出して桐子ちゃんのことが好きだと告白します。でも桐子ちゃんは中野くんがいつも好きだった祥子ちゃんのことを口に出していたため、自分に祥子ちゃんを重ねて見ているんじゃないかと不安だったのです。もし中野くんがはっきりと祥子ちゃんにけじめをつけて、みれんはないと証明してくれたら・・・付き合ってもいいとうなずいてくれるのでした。★★★★